そして、闘いのときはやって来た: 風を感じて　光を感じて

2020年11月03日

そして、闘いのときはやって来た

およしさん、ふぁぃとお！！２０１１０２

『　ひとまたぎよもつひらさかもみじざか　　およし　』

およし：こんな大切な時に、大部屋を希望するなんて、私はなんてケチなんだろうね。

およし久々の入院。

過去、幾度となく修羅場をくぐり抜けてきたおよしでしたが、今回ばかりは向かう気持ちが違います。

部屋は、あらためてお願いして個室にしてもらいました。

むすこ：個室は居心地が良さそうかね。

およし：さすが、ごそごそしても遠慮要らぬ。まともな状態で個室に入ったことなかったからね。

およし：お昼ご飯は刻みモノだった。３分の２食べた。

およし：１階のＣＴから帰って、泌尿器科に行ってきた。結構忙しい。ガンの奴は手強そうだよ。

むすこ：手強いとは？

およし：泌尿器科の先生の話だと、ガンは盲腸の陰にあって、もしかしたら膀胱にもくっついてるかも知れぬし、何かの拍子に腎臓ひとつ削れるかも知れぬ。開いてみないとガンの正体が分からないということ。

およし：美味しいワイン飲んでおいて良かったね。

むすこ：腎臓かい。一生分のツキを使ってでも、無事に帰っておいで。

およし：腎臓は二つもあるから大丈夫。ツキは昨日使ってしまったような気がするけど。残っていればいいね。

むすこ：まだまだ、一生分のツキは大きいさ。

夕方、主治医の先生との面談がありました。

およしのガンのステージは２か３であるとのこと。

開腹手術になるが、開いてみてガンがあちこちに散らばっているようなら、手術は中止になるということ。

患部の近くにオシッコの管（尿道？尿管？）があるので、もしかしたらそちらの処置も必要になるかもしれないとのこと。

手術の後は、腸閉塞を起こさないためにも、すぐにリハビリを開始するということ。

手術は長くて４時間、早ければ２時間ぐらいだということ。

順調に行けば、入院期間は２週間であること。

手術は、明後日。

１１月４日の９時からです。

およしさん、ふぁいとお！！！

およし：あちこち勝手にいじれないので、寒くてヒーター入れてもらったら、今度は暑くてたまらぬ。

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